社員が語る、
双日建材の現在と未来

塚島 啓史

東日本営業本部
パネル製品部(取材当時)

山崎 雄生

業務管理本部
財経部(取材当時)

齊藤 直紀

建設・住宅資材営業本部
東京住宅資材第2部(取材当時)

双日建材で得られるビジネス体験

齊藤 双日建材では、上層部から売るべき商材を指示されることはなく、「自分が売りたい商材」を売ることができます。自分で考えて動いて商売をつくることは容易ではありませんが、「この商品を販売したい」という強い想いがあれば、多くの場合、発注をもらうことができます。双日グループへの信頼感が、私たち営業担当の後ろ盾となってくれるからです。
塚島 確かに信頼感は、双日建材にとって大きな財産です。互いに信頼で結ばれた仕入先と販売先を巻き込んで、時々のニーズをとらえた新しいビジネスをつくるのは、双日建材の醍醐味のひとつだと思います。10年近く前ですが、私は部署の仲間と協力してマレーシアの工場と国内の販売先をつないで、前例のない取引条件で商談をまとめた経験があります。原材料の価格や為替の変動等に苦労しましたが、現在もビジネスは継続しています。関わっている企業間、あるいは人と人の信頼があってこそ成しえた案件です。
山崎 私の業務は、双日建材への信頼感を守る役割を担うといえるのではないでしょうか。私は入社してから、売上高1600億円規模の双日建材のビジネスの基盤となる資金やリスクを管理する業務に携わってきました。取引先に信用を供与する為の財務分析やデューデリジェンスから債権回収に至るまで、貴重なビジネス体験を得ることができ、大いに満足しています。

リーディングカンパニーを支えている力

齊藤 双日建材の強みは、確固とした事業のベースを持つリーディングカンパニーでありながらも、「伸びしろ」が大きいところです。合板や木材に続いて、私が担当する住宅設備分野の事業も業界No1を視野に入れて拡大しています。さらに人材の力も、双日建材の強みです。スキルの裏付けとなる資格を取得しないと昇格できない等、社員ひとりひとりへの高い要求が、それぞれの成長や自信となり人材力が強化されています。
塚島 ものを作らない商社にとって、人材は重要な経営資産です。魅力的な人材がいることによって、ものを作り提供してくれる仕入先、サプライヤーとして頼りにしてくれる販売先をつないでビジネスをまとめることができます。双日建材には「この人と付き合いたい」と感じさせる人材が集まっています。また個性の強い人が多く、「その場所を掘っても何もないのでは?」と思うような営業活動を続けていた人が、気づいてみると利益が出るビジネスを育てていたといった面白いことがある会社です。
山崎 個性的な人材が多い会社であることには、私も同感です。いろいろな人材がいろいろな経験や能力を発揮して、前例にとらわれない新しいビジネスを志向しています。こうした双日建材の人材力の源泉となっているのは、キャリアの浅い若手も大きな取引を任せるという企業文化ではないかと私は思います。

次代へのイノベーションと価値創造

山崎 私が描く双日建材の未来像は、先鋭的な業務革新を進めるリーディングカンパニーです。AI、ICT等のデジタル技術を駆使して、社員のより創造的で効率的な働き方を実現するとともに、業界の発展にも貢献する仕事がしたいと考えています。新型コロナウイルスの影響により社会やビジネス環境の変化が劇的に進展していますから、私の立場としては業務フローや社内制度を刷新する取り組みを加速していかなくてはなりません。
齊藤 私は、山崎さんのいう業務革新に加えて、ビジネスの成果の面でも業界における存在感を高めていくべきと思います。「双日建材は、一味違う」と業界で一目置かれる。具体的には、「他社とは違う思想や戦略で事業を展開しているけども、利益も生み出すし、人材も育てる」という会社が目指したい姿です。
塚島 ものやサービスに関する情報が集積する商社という業態は、新しい価値を発信することができるポジションにあります。ビジネスでつながる仕入先・販売先へ自分たちが取り込んだ最新の情報やノウハウを伝えながら、ともに成長していける会社になりたいと思います。会社が進化していくには、新しいチャレンジや環境変化への対応が欠かせません。チャレンジにつきものの失敗、あるいは環境変化に伴うイレギュラーなでき事に動じない逞しい人なら、きっと双日建材で楽しく働くことができるはずです。